漆喰の壁・珪藻土のメリットは?クロスとの違いは?

壁を仕上げる材料を選ぶ時に、決め手になるのはデザインでしょうか?
最近広く使われているビニールクロスは、豊富なデザインから選ぶことが出来、工期も短く便利な材料です。
けれども、天然素材ということになると、漆喰や珪藻土の魅力を感じます。
漆喰、珪藻土、ビニールクロスで仕上げる壁にどんな違いがあるのかまとめて見ましょう。

■漆喰と珪藻土の違いは?

「漆喰」
・表面の仕上がりがツルツルしている。
・吸湿に優れ脱臭効果、化学物質の吸着効果がある。
・音が通りにくい。
・防火性に優れている。
・施工の仕方や着色でデザインにバリエーションをつけられる。
・歴史が長く5000年前から建築につかわれている。
・強アルカリで防かび、抗ウィルス効果が期待出来る。
「珪藻土」
・表面がざらついた仕上がりになる。
・漆喰よりも吸湿効果に優れ、脱臭、化学物質の吸着も期待出来る。
・漆喰に比べてひっかき傷が出来やすく、粉が落ちやすい。

このあたりに違いはあるものの天然素材としての長所は甲乙つけがたいといって良いでしょう。
むしろ、漆喰壁よりも吸湿性重視、コストをかけずに天然素材の暖かみを出したいといった場合には、珪藻土の魅力を取りたいと感じるでしょう。

■ビニールクロスの特徴は?

施工のしやすさで壁に広く使われているビニールクロスについても特徴を挙げて見ましょう。
・水をはじき水拭き出来る。
・工期が短い。
・種類が豊富でデザイン性に優れている。
・化学のりを使って施工すると、室内に化学物質が残りやすい。
・吸湿性は期待出来ない。
掃除しやすいので、汚れが目立ちにくいのが魅力ですね。
コストの面でも、漆喰や珪藻土と比べて抑えやすく、いたんだ場合にも張り替えしやすいのが魅力です。
ただ、使うのりの種類によって、化学物質の残量が左右されることや、吸湿性がないので結露やカビの対策が必要になります。

■壁の材料の選び方は何を基準したら良い?

壁の材料を選ぶには、何を優先にするのかで決まってきます。
・工期を短縮してコストを抑えたい。
・汚れたら水拭きしてキレイに使いたい。
こうした希望があるなら、「ビニールクロス」が第一候補と言えるでしょう。
また、天然素材にこだわりたい、吸湿性や化学物質の吸着性を重視死体となれば、漆喰や珪藻土がオススメです。
漆喰は歴史がある物質ですし、天然の抗菌力を持っているところは魅力ですが、ややコストがかかる傾向があります。
吸湿性の面で見ると珪藻土の方が高いですから、ざっくりした暖かみが気にいっていて、湿気調整したい場所なら珪藻土がオススメということになります。
このあたりは、素材の特性を熟知している業者に相談しながら進めたいですね。