地熱と太陽熱の利用を住宅のエコに生かす

エコな創エネルギーのしくみといわれて、太陽光パネルはイメージがわきやすいですが、地熱といわれると、どの家にも利用できるの?一体どんなしくみでエコになるの?などギモンがわく方も多いのではないでしょうか。
地熱や太陽熱を活用したエコな住宅のしくみについてお話しましょう。

■地熱を利用した省エネ換気システムとは?

夏は、気温30℃を越える日が続き、暑さに参ってしまいますね。
そんなときでも地下5mの温度は17℃前後だというところに目をつけたのが、この換気装置の特徴です。
地熱を利用した省エネ換気システムでは、熱交換のしくみに、地中との温度差を利用して、涼しい空気を供給します。
一般的なエアコンの冷房では、電力を使って取り込んだ空気の熱を室外機に逃がすことで、冷気を生み出しています。
取り込んだ空気をより冷やすしくみに、電力がたくさん使われているので、真夏の気温の高い時には、消費電力が目に見えて増えてしまいます。
一方、地熱を利用した省エネ換気システムでは、外気の熱を取り除く時に地中温度の低さを利用します。
30~35℃の外気を、地下に設置された地熱回収装置に送り、17℃前後の冷涼な地中温度を利用して、熱を取り除いて冷風を生み出します。
自然の温度差を利用した熱交換技術をつかった、格段に節電出来るシステムなのです。

■太陽エネルギー利用暖房システムとは?

太陽エネルギーが屋根や外壁に与える熱量は大きく、冬でも日光があたっているところはあたたかくなっています。
実際、冬でも日光が当たっている屋根の温度は、45℃~60℃、外壁でも、35℃~45℃にもなります。
この熱を、屋根や壁に設置した集熱装置で集め、暖房に利用するのが、太陽エネルギー利用システムです。
床下のグランドスラブ基礎に蓄熱することで、太陽エネルギーが十分に得られない雨や曇り、夜でも太陽熱を使った暖房が出来、空気を暖めるためのランニングコストは0円です。
自然の熱を利用して冷たい空気をあたためるシステムですから、エアコンや温風ヒーターにはない自然な温かさも魅力です。
また、家中を自然な温風が回る事で、結露が出にくく、乾燥しすぎることもありません。
住む人にやさしく、建物の寿命を伸ばすことにも役立ちます。

■地熱利用システムのメリット

ここでいう地熱利用とは、夏涼しく、冬あたたかい地中の性質を利用して、省エネで夏涼しく、冬あたたかい住宅を実現させるシステムのことです。
エアコンや温風ヒーターを使って行うと、電力をたくさん使いますし、結露や乾燥が起こりやすくなるのが悩みの種でした。
ソーケンアービックの『地熱エネルギー利用システム』と、『太陽熱利用システム』は、冷暖房の為のランニングコスト0円、からだにやさしい、建物の寿命を延ばす住宅工法なのです。