注文住宅完成後にかかる費用

注文住宅の完成や、注文住宅の購入後は、いよいよ新居での生活の始まりです。

ここからは、住宅ローンの支払いのほか、税金や保険等の色々な支払いも合わせて始まります。 どのような支払いが発生するか、まとめてみました。

 

■ 固定資産税と都市計画税

固定資産税と、都市計画税は、市町村などの地方自治体が課税をする税金で、土地や住宅を所有している人全員に、納税義務が生じます。 税額は、不動産評価額を基に決められます。

かりに、固定資産税の評価額を見積もると、算出する際の基になる固定資産税評価額は、不動産評価額の60%程度と言われていますので、注文住宅で、土地購入費が2000万円 住宅建築費が2000万円の場合で、土地の価格と建築費を不動産評価額とすると、固定資産税評価額は、土地、建物共に、2000万×0.6=1200万円になります。

次に実際に掛かる、固定資産税と都市計画税を、土地、建物それぞれで、計算すると、 

固定資産税=固定資産税評価額1200万円×1.4%=16.8万円 

都市計画税=固定資産税評価額1200万円×0.3%=3.6万円

合計すると、1年間の固定資産税と都市計画税の合計は、40.8万円となります。

不動産評価額の土地については、3年に一度評価の見直しがされ、一般用住宅地の場合は、土地の広さにより軽減措置があります。 

家屋については、土地と違い年々劣化していきますので、課税評価額は、徐々に下がっていくようです。 また、新築の場合は、家屋の調査が行われ、家屋の大きさと、仕上げ材の評価をしたのち、固定資産台帳に記されます。この評価により、各家屋の課税評価額の格差が生まれやすく、担当者に評価基準の説明を受けて、ご自身が理解したうえで、課税評価額を決めてもらう事が大切です。

 

■ 火災保険と地震保険

火災保険の保険料は、掛け金、物の構造、地域、特約等により決められますが、千葉県での年間の保険料は、1.5万円~3万円程度が多いようです。 

地震保険に関しては、火災保険の掛け金の50%までと決められており、補償内容や保険料の計算は、国によって一律に定められていますが、おおよそ、3万円~5万円程度になります。 また、耐震等級により割引制度もありますが、認定を取るための手数料が掛かります。

注意が必要なのは、火災保険のみの加入の場合、地震による火災や水害等についての保険料が、支払われない事が多いようです。

また、住宅宅をローンで購入する場合は、ローン会社により、火災保険加入が義務付けられるケースもあります。

 

■ メンテナンス費用

マンションを購入した場合に、管理費以外にも、修繕積立金が毎月かかるように、一戸建ての注文住宅でも、同じように、定期的なメンテナンスの費用を用意する必要があります。  

外部の場合、塗装等10年程度でメンテナンスが必要となります。また、トイレ、洗面、キッチンなどの水回りや、給湯器、電気製品等も10年を過ぎると、メンテナンスが必要となってきます。

必要な金額としては、外部塗装工事で、100万円~150万円、システムバス、システムキッチン取り換えで、70万円~150万円、給湯器交換で、20万円~80万円程掛かると言われています。

一度に支払うのは、大変な金額になりますので、毎月のメンテナンス積み立てをする事をお勧めします。

月に1万円、余裕があれば2万円程度積み立てると、10年で120万円~240万円となり、ある程度の費用をまかなうことが出来ます。